パーソルワークスイッチコンサルティング、「生成AI・RPA導入実態調査2025」の結果を公表～AI・RPA導入企業の４割が「人への投資不足」を露呈、９割が導入進むも人材育成やガイドライン整備が“置き去り”に～
「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルワークスイッチコンサルティング株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：小野 隆正、以下「パーソルワークスイッチコンサルティング」）は、日本企業におけるAIおよびRPAの活用実態と課題を明らかにするために、「生成AI・RPA導入実態調査2025」を実施しました。
本調査の結果、AI・RPAの導入率は約９割に達し、企業の標準的な取り組みとして定着している一方で、ツール導入に偏重し、それを使いこなすための「人材育成」や「ガイドライン整備」といった組織・人への投資が追いついていない実態が浮き彫りになりました。
パーソルワークスイッチコンサルティングは、人事とテクノロジー双方のコンサルティングを行う専門家集団として、単なるツール導入にとどまらず、組織文化や人の変革を含めた本質的な生産性向上をご支援してまいります。
■テクノロジーコンサルティング事業責任者コメント
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パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 テクノロジーコンサルティング事業部 事業部長 熊倉 晃太
今回の調査では、９割以上の企業がAI・RPAの導入・検討に着手していることが明らかになり、多くの企業がAIを活用した業務改革の第一歩を踏み出している実態が浮き彫りとなりました。 さらに、調査では「AIエージェントによる業務プロセスの自律的な実行」への期待が非常に高い一方で、AIを効果的に活用するために不可欠な「人」への投資が後回しになりがちな現状も確認されました。AIは魔法の杖ではなく、あくまで業務を支援する道具です。その真価を発揮するには、人とAIが協働する仕組みを構築する必要があります。当社では、業務における人の介在価値を深く理解し、「人とAIの協働モデル」を創るサービスを提供しています。 また、AIの導入は目的ではなく手段です。その価値を最大限に引き出すためには、AIと人間が共に働く環境を整えることが求められます。当社は、企業のAI活用を次なるステージへ進化させるための支援を行い、これからの時代に求められる「人とAIの協働モデル」の実現を目指します。 今後も、AI活用における課題解決や新たな可能性を追求したサービスを提供してまいります。ぜひ当社の取り組みにご注目ください。 |
■生成AI・RPA導入実態調査2025 サマリ
■調査の結果
１. AI・RPA導入は約９割超え、生成AI活用が牽引
現在の勤務先におけるAI・RPAの導入状況は、約９割が何らかの形で「導入済み」と回答。
２. 予算はあるが「使い道」に偏り？人材育成への投資がカギ
AI関連の年間予算として「1,000万円以上」を投じる企業も一定数存在する一方、その使途はライセンス費やシステム導入費が中心となる傾向があります。全社的な活用推進に進むためのとして、「セキュリティ・プライバシー懸念（12.3%）」や「専門人材がいない（11.9%）」が上位に挙がっており、ハード（ツール）だけでなくソフト（人・組織）への投資バランスの見直しが急務となっています。
３. 現場の期待は「完全自動化」より「協働」
現場社員に対し「人とAIの理想的な協働イメージ」を尋ねたところ、「専門家・アドバイザーとして助言をもらう（33.7%）」や「同僚・パートナーとして協力する（24.3%）」が上位を占め、AIは人間の能力を拡張し、共にはたらく存在として捉える意識が高まっています。
▼調査結果の詳細はこちら
https://www.persol-wsc.co.jp/document/4522/
パーソルワークスイッチコンサルティングでは、人事コンサルティングの知見とテクノロジーコンサルティングの専門性を融合させ、AI・RPAの導入だけでなく、それに伴う業務プロセスの再設計、人材育成、ガイドライン策定までをトータルで支援します。「人×テクノロジー」の力で、企業の持続的な成長とはたらく人のウェルビーイング向上に貢献します。
＜関連サービス＞
・【新サービス】インテリジェント・プロセス・オートメーション(IPA)コンサルティング支援
https://www.persol-wsc.co.jp/service/4287/
・オートメーション・テクノロジー活用コンサルティング
https://www.persol-wsc.co.jp/service/1570/
・生成AIコンサルティング
https://www.persol-wsc.co.jp/service/3806/
＜調査概要＞
【生成AI・RPA導入実態調査2025】
・調査期間：2025年10月
・調査方法：Webアンケート
・調査対象：従業員数300名以上の企業に勤務し、DX・AI導入に関与する担当者・決裁者1,000名
・調査主体：パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社
※本リリースの調査結果を利用いただく際は【パーソルワークスイッチコンサルティング調べ】と明記してください。
※表やグラフの数字は小数点以下第２位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は100％にならない場合がございます。
■パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社について
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社は、戦略や制度設計、システムの導入からデータ活用・実務運用改善まであらゆる人事課題を解決する「人事コンサルティング」、AIやAutomation技術の活用によりBPR（Business Process Re-engineering）を実現する「テクノロジーコンサルティング」の２つの領域で事業を展開しております。「パーソルグループの人と組織の課題解決力を活かし、業務とテクノロジーコンサルティングで“はたらき方を転換”する」というミッションを掲げて、お客様の直面している課題や将来起こりうる問題を共に解決し、人と組織の生産性向上を実現してまいります。