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2025.03.06 thu
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生成AIの積極活用者は非活用者より“はたらくWell-being”が約30%高い~パーソルワークスイッチコンサルティング、生成AIの利用促進によるEX(従業員体験)向上の実証結果を公表~

「はたらいて、笑おう。」をビジョンに掲げるパーソルグループのパーソルワークスイッチコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小野 隆正、以下「パーソルWSC」)は、生成AIの活用促進が従業員体験(EX)と”はたらくWell-being”の向上につながるかの社内実証に取り組み、その実証結果を公表いたします。 

 

<背景> 

 

企業のHR戦略を進める上では、人的資本経営・Well-being(ウェルビーイング)への注力が必要となります。パーソルWSCでは、企業は最新トレンドである生成AIへの投資を増加させていますが、これを「人への投資」と捉える事はできないかと考え、そして生成AIを導入することがEXやWell-being(ウェルビーイング)向上に繋がるのではないかと仮説を立て、実証実験を行いました。 

 

近年、生成AIの活用がビジネスシーンで注目されていますが、従業員のEXにどのような影響を与えるかは明らかになっていませんでした。そこで、パーソルWSCは、生成AIの活用促進がEXの向上に繋がるかを実証するため、社員を対象に調査を実施し、 “はたらくWell-being”の創造を実現するため、独自に開発したWork Switch Score(従業員の仕事におけるポジティブな感情や成長実感、仕事とプライベートの調和を総合的に評価する指標)を用いて実証効果の測定を行いました 

 

<実証概要> 

 

・実証期間:2024年8月~10月の約3カ月間で取り組みを実施 

      2024年7月と11月に、Work Switch Scoreを測定 

・実証対象:自社内の統括組織所属の約100名程度 

・実施概要:パーソルグループ内で利用できる社内用GPTの活用促進活動を設計し実施する 

 

<実証成果> 

 

約3カ月間の生成AI活用施策の推進により、週間利用率が30%から70%へと向上し、組織全体で生成AIを活用出来ている状態になりました。 

生成AIの活用率が高い社員は、利用率が低い社員に比べて、Work Switch Scoreおよび“はたらくWell-being”のスコアが明らかに高い結果となりました。特に「成長実感」と「はたらく体験」のスコアが高く、作業効率の向上、新スキルの獲得を感じている人も9割以上となりました。 


実証内容 

 

本実証では、EXジャーニー(従業員体験設計)の観点を重視し、実証における各種施策の体験デザインを行い、施策の内容や取り組み順序をジャーニーに基づいて設計しました。 

  1. 関心をもつ: 社内会議やイベントでの活用促進、社員間での声かけ 
  2. 体験する:気軽に参加できる体験会の企画・実施 
  3. 学ぶ:生成AIラーニングコミュニティの組成 
  4. 活用する:生成AI活用事例を共有する社内ポータルサイトの運営 

 

エンドースメントコメント 

あまねキャリア株式会社 代表取締役CEO   

EXジャーニー ~良い人材を惹きつける従業員体験のつくりかた~共著者 

沢渡 あまね 氏 

 

日本の企業においても、従業員のエンゲージメントおよび従業員体験(EX)が注目され始めました。近年、エンゲージメントサーベイを実施する企業も増えています。その一方で、エンゲージメントサーベイは行ってはいるものの、結果をどう扱ったらよいか分からない、どこからどう改善したらよいか分からない、そのような人事担当者や部門長のお悩みの声を私自身も大変よく聞きます。この「迷子」状態を脱却するための着眼点の一つに、Well-beingがあると考えます。果たして、はたらく従業員個々のWell-beingは上がっているのだろうか? 
“はたらくWell-being”の3つの項目、体験、評価(ここでは社会貢献実感)、自己決定が生成AIを活用することでどのように変化するのか? 私たちはそれを証明すべく、EXジャーニーと接続させて本実証を進めて参りました。 
EXジャーニーはいわば従業員一人ひとりの日常の業務体験です。すなわち、ビジネスシーンの具体そのもの。エンゲージメントもWell-beingもともすれば抽象的な話に陥りがちです。具体と接続させることで「ふわっ」とさせず組織のパフォーマンスと個のパフォーマンスにどう寄与するか、皆さんの組織や職場での対話と議論が可能になります。是非、具体の議論と改善につなげてください。 

 

社内実証 責任者 コメント> 

パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 

コンサルティング事業部 コンサルティング第2統括部 

DXコンサルティング1部 部長 

大嶋 利生  

 

我々は生成AIを活用することで、「人の能力を拡張できる」と信じています。この信念のもと、従業員が体験する「生成AIジャーニーマップ」を可視化することが重要だと考えました。(生成AIジャーニーマップとは、生成AIを日常的にどのように利用するかを具体的に示した道筋です。)  このジャーニーマップに基づき、当社の生成AI CoE組織でさまざまな生成AI活用施策を実施しました。 
本実証実験では、生成AIを毎日使うようになることで、人の能力拡張(成長実感)が得られるかどうか、そして“はたらくWell-being”が向上するかを確認しました。 
実証結果は、生成AIの活用率を30%から70%に向上することに成功し、“はたらくWell-being”の体験を可視化したスコアは、19.6ポイント向上しました。 
皆様にこの取り組みが生成AI活用のヒントとなり、貴社の成長や従業員のWell-being向上に役立てば幸いです。 

 

・「生成AI活用促進によるEXとWell-being向上の実証成果レポート」はこちら 

 

https://www.persol-wsc.co.jp/document/3536/

 

 

今後の展望> 

 

パーソルWSCでは、今後も「はたらき方のショーケース組織」およびWork Switch Scoreの取り組みを通じて、業務の効率化だけでなく、“はたらくWell-being”や成長実感といった面でも効果測定・分析を行い、人的資本を高める取り組みを継続してまいります。そして、自社で得た知見を、クライアント企業や社会にも役立てていくために、引き続き活動してまいります。 

 

 

“はたらくWell-being”とは 

はたらくことを通してその人自身が感じる幸せや満足感を“はたらくWell-being”と定義しています。パーソルグループは、多様なはたらき方や学びの機会の提供を通じて一人ひとりの選択肢を広げ、はたらく自由を広げることで、個人と社会の幸せを広げることを目指しています。一人でも多くの方々が自ら選択した仕事やはたらき方で、喜びや楽しみ、さらには人や社会の役に立っていることを実感できる多様で豊かな社会を創造することで、世界中で「はたらいて、笑おう。」を実現していきます。 

 

EXジャーニーマップとは 

組織変革を支援する、あまねキャリアが提唱している「EXジャーニーマップ」を採用しました。同社が法政大学大学院政策創造研究科 石山恒貴教授、ビジネスリサーチラボ代表 伊達洋駆氏との共同研究で採用前から退職後までのEXの全体像を13のプロセスに体系化しています。職場の実態と照らし合わせながらそれぞれをチェックすることで、自社のEXの現状と課題が分かります。 

 

 

■「PERSOL(パーソル)」について https://www.persol-group.co.jp/

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。 

さまざまな事業・サービスを通じて、はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。 

 

パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社について https://www.persol-wsc.co.jp/

パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社は、主に企業のBPR(Business Process Re-engineering)を支援する「業務コンサルティング」、AIやAutomation技術を活用した「テクノロジーコンサルティング」の2つの領域で事業を展開しています。あらゆる人々と組織に向けて、パーソルグループが保有する人と組織に対するソリューションを活かし、業務とテクノロジーのコンサルティングで「はたらき方の転換」をするための支援をします。さらに、お客様の直面している課題や将来起こりうる問題を共に解決し、人と組織の生産性向上を実現します。 

<本件に関する報道関係者からのお問合せ先>

パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 広報担当
MAIL: pwsc_pr@persol.co.jp

 

<本件に関するお客様からのお問合せ先>

パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 マーケティング担当
 MAIL: pwsc_marke@persol.co.jp