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社内90%以上のリモートワークを実現 働きやすい会社のイメージをより強固なものに。

  • 人事DXコンサルティング
  • 人事
  • 働き方改革
社内90%以上のリモートワークを実現 働きやすい会社のイメージをより強固なものに。
会社名
株式会社ネットワールド
業種
パソコン及びその周辺機器・ソフトウェア、クラウド・サービス、モバイル関連サービスの販売 IT関連製品の製造・流通・販売、IT関連サービスの提供
規模
従業員:516名(2021年12月末現在)

株式会社ネットワールド(以下:ネットワールド)は、“多くの人材が入社したくなり、良き人材が辞めない会社”をつくること、をテーマに、2017年頃から作業環境のリモートワークへの移行を推し進めてきました。
時代に合わせた働きやすい社内環境整備を進めることで、新入社員として応募してくる人の不安を取り除き、現在働いている人員が継続して働きやすくすることを大切にしています。

社内90%以上のリモートワークを実現 働きやすい会社のイメージをより強固なものに。
プロジェクト概要

・リモートワークの全部署の実施と定着に向けたルール作り
・リモートワーク導入の為のオフィスレイアウトの変更、座席のフリーアドレス化、固定電話の廃止 などの知見を提供
・その他、「えるぼし」の取得、新卒入社人員のコミュニケーション問題の解決

関連サービス

導入ストーリー/インタビュー

インタビュー対象者

インタビュー対象者

ワークスイッチのコンサルティングを受けた理由


河相登士光氏(以下、河相氏)
「弊社はICTを提供する企業であり、リモートワークを進める上での技術面、環境面での心配はありませんでした。
実際一部の部署では先行してリモートワークを行っており、すぐにでも全社導入を考えていました。しかし、リモートワークを運用するにあたってのルール作りや検証の進め方などが問題になりました。
新たに少数の人間にリモートワークを実施してもらったところ、情報セキュリティはどうなるのか? 時間の管理については? モバイルワークはどこまで可能なのか? など細かい点を問題視する声が上がってきました。
導入にあたってまずは諸問題を解決するためのルールを早急に作らなくてはならない。しかし、そこは弊社にとっては不得手な分野であり、手探りで進めなければならない状態だったこともあり、ワークスイッチに支援いただく判断をいたしました」

ワークスイッチのコンサルティングの強みと特徴


ワークスイッチのコンサルティングは、顧客に寄り添い、支援することを重要視しています。
ネットワールドの状況に合わせ、プロジェクト単位で期間や内容を限定的にした短期集中型の支援ではなく、定期的なミーティングを重ねる中でリモートワークの定着支援を行いながら、進めているプロジェクトにおいて次々上がってくる問題に、より早く気付き、キャッチアップしながら柔軟な支援をすることを可能にしました。

ワークスイッチのコンサルティングの強みと特徴


河相氏
「今回、全部署リモートワーク化というゴールが直近に設定されていたわけではありませんでした。そのため、月2回のミーティングを介して、社内の課題・疑問に対して他社の事例をいくつも紹介するなど、時間をかけて様々な方法で解決策を提案してくれたのはとても助かりました」

最初の課題と具体的な対応策


有田武人氏(以下、有田氏)
「ご支援を進める中で、リモートワーク化の障害として、オフィスでなければできない作業がある、それをどうやってリモートでも可能にしていくのか、という点が最初の論点になりました」

最初の課題と具体的な対応策

左:株式会社ネットワールド 河相 登士光氏 右:パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 有田 武人氏


この問題に対してワークスイッチは、リモートワークのルール作りに並行してオフィスのレイアウト変更を支援する事で、よりリモートワークが促進される状態にすることを提案しました。

有田氏
「具体的には、もともとネットワールドが興味を持っていた座席のフリーアドレス化、固定電話を廃止してクラウドPBXを導入することについてバックアップし、オフィスでなければできない作業を減らしていきました。出社率を下げても仕事の効率は下がらない状態が維持できると考えました。
その結果、はじめは在宅での業務が難しいといった声があがっていた部署にもリモートワークを導入する事ができ、『オフィスでなくても仕事はできるんだ』という意識が広がり、積極的にリモートワークをする社員を増やすことができました」


目標の達成。それだけでは終わらない次なる課題とは――


ネットワールド社内にリモートワークが定着し始めると、今度はリモートワークを導入したからこその問題が生じてきました。


河相氏
「新型コロナ禍の新卒社員たちは最初の研修からオンラインで行っていたこともあり、上司や先輩はもちろん、同期とのコミュニケーションにも苦労していたようです。上司、先輩側の目線でも同様で何か新入社員が困っていそうな雰囲気は感じとれるのですが、なかなか聞き出すことができない。完全にコミュニケーション不足になり、新入社員がわかっていないポイントを把握することが難しい状況でした」

ワークスイッチはこの問題に対し、まず新入社員同士での話しやすい雰囲気づくりのため、研修の参加形式の変更を提案しました。

河相氏
「新型コロナも少し落ち着きを見せたタイミングで研修の形式を変更し、講師はオンラインで画面の向こうから語り掛けるのに対して、新入社員は全員オフィスに出社して話を聞くようにしました。全員が端末を見て研修を受けている事に代わりはないのですが、周囲に同期がいるという事でわからない事は相談しやすい。またわかっている人が躓いている人をフォローしてあげる事で取り残される人間を作らない環境になりました。
自社内だけで検討を進めると、過去の事例に基づいた範囲でしか意見が出ないことが多いのですが、ワークスイッチから他企業の具体的な事例をいくつも聞かせてもらった上で、共感できる部分をピックアップし、まずはできる事をやってみようという進め方ができたのは良かったですね」

また、ワークスイッチからもネットワールドの新入社員と同世代で学生の時にリモートで授業を受けていたオンラインコミュニケーションに慣れているメンバーを支援に参加させました。

有田氏
「若手をプロジェクトにアサインさせたことで、その世代ならではの新しい発想を取り入れることができました。さらに同世代からのヒアリングという事で、ネットワールドの新入社員からも新鮮なアイデアが出てくるようになりました。いろいろな場面で、物事を進めるにあたって選択の幅を広げることができました」

導入効果と今後の展望――

導入効果と今後の展望――

左:株式会社ネットワールド 河相 登士光氏 右:パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 有田 武人氏


有田氏
「2019年頃から支援をはじめ、現在ではネットワールド社内の90%以上がリモートワーク化の達成にたどり着きました。また、座席のフリーアドレス化や電話のクラウドPBX化など、社内環境の改善も支援する事で、”働きやすい会社”というイメージをより強固にできたと思っています」

河相氏
「プロジェクトの主な課題と考えていたリモートワーク化が比較的早い速度で進められたので、もっと他に”働きやすい会社”になるにはどんな事があるだろう? という相談をしました。
そのとき提案されたのが『えるぼし認定(※)』の取得です。これは女性の職業生活における活躍の推進に関する企業認定なのですが、なるほどこういう事でも会社の魅力を増すことができるのかと気づく事ができました」

有田氏
「リモートワーク導入に限らず、テーマである“多くの人材が入社したくなり、良き人材が辞めない会社”をベースに、社内からでは見えない問題・課題の発見、そしてその解決に向けた支援はもちろん、より良い未来に向けた提案をこれからも行っていきます。各提案に答えはなく、時代の流れに合ったものであること、新たに価値のあるものであることが大切であると考えます」


――――――――――

※えるぼし認定:「えるぼし認定」とは、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(以下、「女性活躍推進法」)に基づき、一定基準を満たし、女性の活躍促進に関する状況などが優良な企業を認定する制度です。 また、えるぼし認定企業のうち、より高い水準の要件を満たした企業は「プラチナえるぼし認定」を受けることができます。(引用:厚生労働省 職場情報総合サイトより)

総括


ICTを提供する企業として最先端の技術を発信し続ける株式会社ネットワールド。
同社は“多くの人材が入社したくなり、良き人材が辞めない会社”をテーマに、時代に合わせた働きやすい社内の環境整備を進めるため、ワークスイッチのコンサルを導入しました。
リモートワークの導入から始まった支援はそれだけにとどまらず、その時、その場面にあった支援が行われました。継続的に顧客に寄り添い、現状の問題を解決するために様々な事例を紹介する。また改善の為の策をいくつかの中から選択できるように提案する。それと同時に、生まれてくる新たな問題についても顧客と一緒に取り組んでいく。
継続し、寄り添い、一緒に考えていく――。
ワークスイッチの支援を通じて、新たな価値を生み出していく。このスタイルを1つの形として、様々な企業を支援していきます。

総括

左:パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 日暮 万有見氏 中央:パーソルプロセス&テクノロジー株式会社 有田 武人氏  右:株式会社ネットワールド 河相 登士光氏

※記載されている情報は公開日時点での情報です。

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