パーソルワークスイッチコンサルティング

事務職に対しDXへのハードルを低減、業務改善を主導できる基盤づくりをご支援

事務職に対しDXへのハードルを低減、業務改善を主導できる基盤づくりをご支援

会社名

株式会社アドバンテスト

業種

半導体・部品テストシステム事業、サービス他

規模

7,241人(国内2,209人、海外5,032人。2026年3月31日時点)
人事コンサルティング
DX企画・推進生産性向上業務改善・業務変革人材育成

高い技術力が求められるDRAMなどの高速デバイスやコンピューティングデバイスの量産テストで、世界的なリーディングカンパニーとなっている株式会社アドバンテスト(以下、アドバンテスト)。同社のR&D支援統括部は、開発部門がコア業務に集中できるよう、バックオフィスやオペレーションの側面から研究開発全体を支える役割を担っています。

同部門では、部門全体の業務効率と価値創出を高めるオペレーショナル・エクセレンスを推進していますが、推進をより加速させるために、パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社(以下、「パーソルワークスイッチコンサルティング」)のデジタル人材育成支援サービス「Work Switch +DIGITAL」を活用し、カスタマイズ設計されたDX研修を導入。結果、受講者の9割が「学んだ内容を実務で活用できる」と回答するなど大きな成果を得られました。今回は本研修の導入経緯とその具体的な成果、さらには今後の展望について、事務局を務めたR&D支援統括部 副統括部長の長谷川様を含めた4名とパーソルワークスイッチコンサルティングの担当コンサルタントに伺いました。

プロジェクト概要

  • DX・BPMを日常業務の延長線上で捉える講義とワークで、DX推進への参画意欲を醸成
  • エンジニアや顧客の開発担当者と円滑に対話するための考え方やスキルを、段階的に習得
  • 事務職のDX参画により、全社のオペレーショナル・エクセレンスの加速を促進する

導入ストーリー/インタビュー

株式会社アドバンテスト
R&D支援統括部 副統括部長
設計技術部 部長
長谷川 崇様

株式会社アドバンテスト

R&D支援統括部 業務部 部長

愛合(あいごう) 一貴様

株式会社アドバンテスト

事業推進統括部 設計業務部 部長

久米 聡様

株式会社アドバンテスト

R&D支援統括部 設計技術部 Functional Manager

城山 晃一様

パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社
人材開発・ラーニングデザイン部 シニアコンサルタント / ラーニングデザインエキスパート
大松 慶子
※上記は記事公開日時点の情報です。ご支援当時の所属・肩書とは異なる場合がありますのでご了承ください。
 

「決め手は『受講者に合った研修になっているか』でした」

― 今回のDX研修の実施に至るまでの背景をお聞かせください。
長谷川 崇様 (以下、長谷川様)
「当社では中長期的な企業価値の向上に向けてオペレーショナル・エクセレンスを推進しています。それを受けて当部門では、全体の半数を占めるエンジニア向けにBPM研修を実施したのですが、部門としてオペレーショナル・エクセレンスを体現するためには、残り半数の事務職のメンバーにも研修を受けてもらう必要があると感じたのです。

事務職のメンバーは普段からエンジニアや開発部門のお客様と話す機会が多いのですが、業務上の問題点に気づくことができても相手にうまく伝えられない、といった状況が生じていました。この問題を解決するとともに、お客様のことをよく知っているという事務職の強みを活かした改善活動に取り組んでもらうために、事務職向けに『DX・BPMの基礎知識』 『対エンジニアの会話で必要な考え方とスキル』 を学べる研修を実施しようと考えました」
 

R&D支援統括部 副統括部長・設計技術部 部長 長谷川 崇様

― 研修の依頼先を検討する際に、どのような点を重視しましたか。
長谷川様
「最も重視したポイントは、『受講者に合った研修になっているか』です。DX初学者レベルの方が多い事務職のメンバーが、自分ごととして学んでもらえる内容や進め方になっているか、他部署からも意見を募って慎重に比較検討しました」

― パーソルワークスイッチコンサルティングが提案したDX研修を採用した決め手を教えてください。
長谷川様
「パーソルワークスイッチコンサルティングは、私どもが求めることに最も近いプログラムを提案してくださいました。受講対象者の状況を高い解像度で理解してくださったことがよく分かるご提案内容で、段階を踏んで着実にDXを浸透させていくイメージが湧きました」

久米 聡様(以下、久米様)
「データ設計やアプリ設計をプログラムに含める競合他社もあった一方で、パーソルワークスイッチコンサルティングは身の回りのDX事例を知るところから学べるようになっていて、受講者に寄り添ったプログラムになっていると感じました」

長谷川様
「他部門への展開などといった、今後の広がりを想像できるご提案内容だった点もまた、採用の後押しになりました。

オペレーショナル・エクセレンスの推進は、一度の研修で達成できるものではありません。だからこそ、当社の特色を知っていただきながら長期的に良好な関係を築けそうな一社にお任せしたかったのですが、パーソルワークスイッチコンサルティングがまさにその一社だったというわけです」
 

事業推進統括部 設計業務部 部長 久米 聡様

研修後に生まれた受講者たちの気づきと、業務への活用

― 研修プログラムの概要はどのようなものだったのですか。
大松 慶子(以下、大松)
「アドバンテスト様の意向を踏まえ、DX推進への参画意欲向上と、エンジニアと円滑に対話するための知識・スキルの習得を目指しました。私が講師として登壇したのですが、2日間で『DXの定義と必要性』『BPMの基礎知識』『企画立案の基礎知識』について、講義とワークを織り交ぜながら段階的に学んでいただきました」

― 実際の研修をご覧になって、印象に残っている内容や場面をお聞かせください。
城山 晃一様(以下、城山様)
「DXやBPMについて、専門用語を多用して教えるのではなく、身近な話題に沿って解説してくださったので、受講者にとって納得しやすい内容だと感じました。私どもの要望でプログラムに入れたエンジニアとの話し方については、かつてエンジニアとの対話に試行錯誤したという大松さんご自身の経験も開示しながら説明されていて、そうしたリアルな事例が受講者にも響いている様子が見受けられました」

R&D支援統括部 設計技術部 Functional Manager 城山 晃一様

― 受講者からは、研修後にどのような感想があがりましたか。
久米様
「アンケートでは、受講者の約9割から『実務で活用できる』との回答を得ました。具体的な感想として、『DXはとっつきづらくて自分に関係ないものだと思っていたが、身近な事例を提示されると自分の業務でもできそうだと思えるようになった』『事務職はエンジニアから言われたとおりにすれば良いという考えから、技術職にも伝わる共通言語を使って問題点を話せばスムーズに会話が進み、より良い業務改善ができそうだという考えに変わった』といった声があがっています」

愛合 一貴様(以下、愛合様)
「研修で学んだプロセス図を早速現場で作成して活用しているという声も聞きました。新しい業務を始める際にまず業務フローを作成し、それを見ながら問題点や認識のズレを見つけたりするのだそうです。研修中は業務フローの作成に苦労している印象を受けていたのですが、ワーク形式で実際に作成するプロセスを通して何らかの気づきがあったのだろうと感じられて、うれしく思います」

R&D支援統括部 業務部 部長 愛合 一貴様

プログラム設計時に部門のトップが重視した、組織としての本気度

― 研修を終えてから、受講者の変化を実感されたことはありましたか。
長谷川氏
「業務改善を自分ごととして考えるようになったメンバーが増えたことですね。研修を通してDXに対する心理的ハードルが軽減し、業務可視化の方法やエンジニアに論理的に業務改善立案を提示するためのノウハウを学べたからこそ、『自分たちで変えていける、変えていかなければ』といった気づきや意識の変化につながったのでしょう」

愛合様
「今までは自分の意見や考えをエンジニアに上手く伝えきれておらず、客観的に見てもどかしさを感じていたのですが、研修を受けてからは物おじせずに話そうとする姿勢が見られるようになりました」

久米様
「私の部門で使うシステムを部内でカスタマイズする際、以前はシステム開発者と業務プロセスの変更を避けたい利用者との間で、意見が食い違ったまま進んでしまいがちでした。研修後は現在のプロセスの問題点を洗い出し、開発者も利用者も納得したうえで、共通のゴールを目指してカスタマイズを進められるようになっています」

― 研修の成果が現場のさまざまな場面に現れていて素晴らしいですね。こうした成果につながった要因は、どのような点にあるとお考えでしょうか。
城山様
「プログラム設計にはかなり時間をかけました。大松さんは私どもからのさまざまな意見や要望を吸い上げて的確な提案をしてくださっていて、一緒にゴールに向かって研修を作り上げている手応えがありました」

大松
「ありがとうございます。皆さんが現場にいるメンバーをよく知っているからこその意見や仮説を提示してくださるので、受講者のイメージを具体的に膨らませながら、プログラム設計や講義の進行をすることができました。部長職以上の方がここまで集まって研修の企画・運営に携わるのは、予定の確保なども含めて大変だったのではないでしょうか」

長谷川様
「部長職以上が企画段階から参画することで、この研修に対する組織としての本気度を示したいという思いがありましたので、大変でしたがこのような体制で進めてまいりました。準備から時間をかけて努力した分の成果が現れて良かったです」

左から
株式会社アドバンテスト 事業推進統括部 設計業務部 部長 久米 聡様
株式会社アドバンテスト R&D支援統括部 設計技術部 Functional Manager 城山 晃一様
株式会社アドバンテスト R&D支援統括部 副統括部長・設計技術部 部長 長谷川 崇様
株式会社アドバンテスト R&D支援統括部 業務部 部長 愛合 一貴様

「自ら課題を発見して業務改善を推進できる人材を増やしたい」

― 貴部門でオペレーショナル・エクセレンスをさらに推進させるために、今後どのような取り組みを考えていらっしゃいますか。
長谷川様
「研修後に大松さんからいただいたご提案を受けて、部門内のマネージャー職を除く全社員を対象とした効果的な対話の方法を学ぶ研修を実施する予定です。全員に良い対話のあり方を改めて考えて、その成果を実務に反映させていければと思います」

久米様
「大松さんは、私どもの漠然とした課題や困りごとをすくい上げて的確な提案をしてくださるので非常に心強いです。今回の研修で良い信頼関係を構築できたと感じていますので、引き続き変わらぬご支援をお願いいたします」

― 最後に、貴部門の人材育成に関する今後の展望をお聞かせください。
長谷川様
「メンバー一人ひとりが、今以上に自分の仕事に自信を持てるようになってほしいと考えています。業務上の課題を自分ごととして捉え、DXプロジェクトや業務改善に進んで取り組むメンバーが組織内にもっと増えてほしいです。

そのためには、部門のトップにいる私たち自身も自己研鑽に努める姿をメンバーに示し続けなくてはなりません。部門として目指す姿を体現するトップの姿を見たメンバーが奮起して行動に移し、それを見て刺激を受けた他のメンバーもまた行動に移す――。こうした良い影響の伝播を今後も絶やさず続けて、組織の成長につなげていきたいです」

R&D支援統括部 副統括部長・設計技術部 部長 長谷川 崇様

総括

部門全体でのオペレーショナル・エクセレンス推進に取り組むアドバンテストは、事務職向けにDX参画推進と対エンジニアとの対話力向上を実現させる施策を検討。最終的に、パーソルワークスイッチコンサルティングのデジタル人材育成支援サービス「Work Switch +DIGITAL」で提供するDX研修をベースとし、受講者の状況を考慮したカスタマイズを加えた研修を導入しました。

この研修によって受講者のDXに対する心理的ハードルが下がり、業務構造を言語化・可視化する力が向上。さらに業務改善を自分ごととして捉えるようになった結果、研修後も前向きに取り組む姿も見られるようになっています。

パーソルワークスイッチコンサルティングはこれからも、お客様の現状と目指す姿を丁寧にヒアリング・整理したうえで最適な施策を提案し、職場実践と成果創出につながるデジタル人材育成を支援してまいります。

写真(上):左から
株式会社アドバンテスト 事業推進統括部 設計業務部 部長 久米 聡様
株式会社アドバンテスト R&D支援統括部 設計技術部 Functional Manager 城山 晃一様
株式会社アドバンテスト R&D支援統括部 業務部 部長 愛合 一貴様
株式会社アドバンテスト R&D支援統括部 副統括部長・設計技術部 部長 長谷川 崇様

写真(下):左から
株式会社アドバンテスト 事業推進統括部 設計業務部 部長 久米 聡様
株式会社アドバンテスト R&D支援統括部 設計技術部 Functional Manager 城山 晃一様
株式会社アドバンテスト R&D支援統括部 副統括部長・設計技術部 部長 長谷川 崇様
株式会社アドバンテスト R&D支援統括部 業務部 部長 愛合 一貴様

※記載されている情報は公開日時点での情報です。

導入事例資料をダウンロードする

関連サービス

デジタル人材育成-Work Switch +DIGITAL

デジタル人材育成-Work Switch +DIGITAL

デジタルスキルと変革スキルの両軸を実務と連動しながら学ぶことで、自律的なDX推進組織の組成を支援します

人材開発サービス

人材開発サービス

企業の成長戦略と連動した人材育成の計画策定から実行まで一気通貫で支援します。